陶土製品| Clay
Clay:志野
志野土。美濃焼きの代表的な粘土。土物の白系土。耐火度が高い。成形がしやすく、あらゆるベース粘土としても。55目。
Clay:ひなげし
土物の白系土。焼き締まり、汚れが付きにくいためうつわにも向く。成形しやすい。 55目。
Clay:みずなみ土
ろくろで削る際、少しガリっと引っかかる粗さ。土物のうつわ用としても。手びねり成形にも向く。30目。
Clay:みずなみ土荒
みずなみ土に粗目を加えたもの。20目。
Clay:五斗蒔土
安土桃山時代の志野・織部・黄瀬戸にも向く。サクッとするが成形がしやすい。作りやすく耐火度が高いため、土により様々な土の風合いを生かしながらブレンドするベース土にも。
Clay:五斗蒔黄土
安土桃山時代の志野・織部・黄瀬戸にも向く。柔らかい黄土。サクッとするが成形がしやすい。作りやすく耐火度は比較的高め。土により様々な土の風合いを生かしながらブレンドするベース土にも。
Clay:月白細目
作りはじめて40年余り経つ、歴史ある月白シリーズ。土物の土味を残しつつ、半磁器よりやや土寄り。ろくろの削り目はほとんど出ない。よく焼き締まり丈夫で、うつわにも◯。50目。38.月白より細やか。
Clay:月白
作りはじめて40年余り経つ、歴史ある月白シリーズ4種。土物の土味を残しつつ、半磁器よりやや土寄り。ろくろの削り目が少し出る。よく焼き締まり丈夫で、うつわにも◯。30目。
Clay:月白荒目
土物の土味を残しつつ、磁器と土物の中間よりやや土寄り。月白土をベースに、月白より荒い粒子が多い。月白より粗目。よく焼き締まり丈夫で、食器にも向く。
Clay:月白特荒
土物の土味を残しつつ、磁器と土物の中間よりやや土寄り。月白土をベースに、月白荒目より荒い粒子を多く含む。月白シリーズ4種の中で最も粗目。よく焼き締まり丈夫で、食器にも向く。
Clay:ニューホワイト
真っ白な土物で、カオリンベース。耐火度が高い。多少の吸水性があり、食器に使うには工夫が必要。白さを利用したオブジェなどに向く。
Clay:上磁器
耐火度が高い。ろくろ成形に向いた、コシと粘りのある磁器土。白磁より白さがナチュラル。きめ細かく作りやすい。
Clay:白磁
手作り成形に向いている。白さが特徴の白磁であるが、ほんのりと土物の雰囲気を残す。作りやすい。
Clay:美濃炻器
昭和中頃から作り続けている、歴史ある炻器土。ロングセラー。きめが細かく作りやすい。よく焼き締まり、うつわにも◯。緋色がくるので無釉にも、染付にも。 1mm厚のタタラ作りも可能。
Clay : 瀬戸内
暗めの黄土色の焼き上がり。ざらりとした質感でよく焼き締まる。44. 美濃炻器よりすこし粗目。
Clay : 山吹
滑らかで伸びやか。美濃炻器土よりも少しトーンが明るい。ロングセラー。
Clay:あずき
恵夢土より細かく、滑らかな質感。食器に向く赤土。耐火度は中くらい。ロングセラーのあずきシリーズ。
Clay:荒あずき
ろくろでの削りで、少しスジを引く粗さ。食器に向く赤土。あずきより耐火度が高い。コシがあり気孔率が増え乾燥もスムーズ。タタラもひずみにくい。ロングセラーのあずきシリーズ。
Clay:美濃南蛮
黄土ベースの赤土。焼き締めにも◎ 耐火度が低め。
Clay:種子島
きめ細やかな黄土。耐火度が低め。1150度〜1200度程度が適温。須恵器や南蛮にも向く。三島や透かし彫り、陽刻のような細かい装飾にも向いている。
Clay:三島富士
柔らかい発色の赤土。鉄分が多く含んでいるが耐火度が高くキメ細やか。象嵌も◎
Clay:恵夢
弊社で最初に開発した歴史ある赤土。ロングセラー。土味のある赤土。耐火度は赤土としては中くらい。コシがあり作りやすい。粉引にも焼き締めにも◎ (AM)
Clay:絵有
酸化焼成で、還元焼成雰囲気が出せる。鉄分が多く、土味のあるすこし粗めの質感。うつわにも◯
Clay:胡桃
耐火度が高い。耐火度の低い土とブレンドすることでオリジナルの赤土を作ることができる。 ざくざくと粗い質感の赤土。
Clay:栗皮
鉄分が多く含まれる赤土。キメは粗いが成形しやすい。酸化焼成で、還元焼成雰囲気が味わえる。
Clay:濃山吹
耐火度が高い。 鉄粉が少ない、明るい発色の赤土。1200℃程の少し低めの焼成でテラコッタのような発色に。薪窯の火前で南蛮土より明るめの焼き締めができる。
Clay:炭化黒
炭化焼成のような発色が期待できる。焼き締めにも。30目の粗さ。
Clay:墨くろ
細かく滑らか。耐火度が高め。酸化焼成向きで、繰り返し焼成してもへたりにくい。(NKB)
Clay:荒墨
鉄分が多いが、シバリング対策(剥離対策)がしてあるため還元焼成でも。黒目の粉引きとしても◎素地と化粧の白さとコントラストが期待できる。(TBK)
Clay:枇杷
手作業の製造工程が特に多く、超微粒子をはじめ様々な粒子の原土が混在する他にはない陶土。酸化焼成で明るい枇杷色に発色する。耐火度は中くらい。1200度程度が適温。
Clay : 唐津もぐさ
暖かみのある焦茶色。もぐさ特有のちりめんが出る。耐火度は高め。
Clay:耐熱赤
ジンバブエ産ペタライトの耐熱土。1200度くらいの焼成がベスト。膨張係数を合わせた釉薬を使用すると、焼き上がりの強度が◎ ※希少となり長年使い続ける皆さまへのお作りを優先させて頂いております。何卒ご了承くださいませ。
Clay:耐熱白
ジンバブエ産ペタライトの耐熱土。1200度くらいの焼成がベスト。膨張係数を合わせた釉薬を使用すると、焼き上がりの強度が◎ ※希少となり長年使い続ける皆さまへのお作りを優先させて頂いております。何卒ご了承くださいませ。
Clay:白磁もぐさ
白磁でありながら、ちりめんが面白い。塊作り、くり抜き作りにも向く。
Clay:白もぐさ
もぐさのちりめんが出る。耐火度は高い。ひなげしと同様、アイボリーのような自然な発色。
Clay:山吹もぐさ
もぐさのちりめんが出る。耐火度は高い。黄色~橙色に発色、よく緋色がくる。
Clay:陶彫白磁
手びねりができる白磁。 大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作り、ロクロ成形も。 繊維がブレンドされ、乾燥強度に優れ作りやすい。 薄くも厚くもでき伸びやか。衝撃に強く丈夫。
Clay:陶彫白磁セルベン入り
セルベン入り。陶彫白磁よりサクッとして手びねりが非常に容易な白磁。ロクロ成形も。 大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りにも向く。繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫赤
手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 粗く、コシがあり、伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫白
耐火度が非常に高い。 手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 粗く、コシがあり、伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫ニューホワイト
カオリンだての土物で非常に白い発色。耐火度が高い。 手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫山吹
手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 美しい茜色に発色する。繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay : 白樺細目
83.白樺より細やか。 耐火度が高い。可塑性と粘りに富む。焼き上がりは白く、焼き肌は白樺より優しく細やかなヒビが入る表情が特徴的。
Clay : 白樺
可塑性と粘りに富む。耐火度が高い。焼き上がりは白く、焼き肌は細かいヒビが入る表情が特徴的。粗目。 ※白泥練りの後継陶土/白泥原土はPowder 4 & 14※
Clay : 古美濃
キメが細かく、粘土層の時代背景からも山茶碗に使用されていた土ではないかと考察される。日本人の美意識を揺さぶるような風合いが特徴。 焼成収縮が大きく、耐火度が低め。1150度〜1180度程度が適温。南蛮や山茶碗のように低温で焼き締めができる土。耐火度の高い土をブレンドすることで耐火度を上げることができる。古美濃シリーズは、ほかに中目と30目がある。
Clay : 強もぐさ
もぐさの土味を生かしながら、大物のくり抜き、陶板、塊づくりができる。 ちりめんを生かした織部にも向く。 耐火度が高い。
Clay : 濃あずき
あずき三姉妹。 粒子の粗さはあずきと同様。鉄分の含有量はあずきや荒あずきより多い。ビスクと釉薬のコントラストが素敵。
Clay : みずなみ細目
みずなみ土からすこし粗さを抜いたもの。スジを引かない。土物の食器用としても手びねり成形に向く。50目くらい。
Clay : 木蓮
41.ニューホワイトと42.上磁器の間。 上磁器より土味を生かした、磁器化しない柔らかく伸びやかな白い土。 主に食器に向く。 可塑性が高くろくろびきにおすすめ。 白いオブジェはニューホワイト。 食器は木蓮。 磁器の白さを求める方は上磁器がおすすめです。
Clay : 彫塑土
彫塑用の陶土。指紋のあとがつくほどきめ細やか。彫塑土ながら焼成も可。