陶土製品| Clay
Powder:蛙目中目
月明りで蛙の目のごとく珪砂粒が光って見えたことから由来。焼きものを代表する粘土。珪砂を多く含み耐火度が高い。粘土分と砂分のバランスを見て、道具土にも使うことができる。他の粘土と混ぜ合わせ、土味のある材質感を出すことにも有効的。中目は8目篩い。
Powder:木節中目
花崗岩が雨水などによる風化 溶出 水簸などを繰り返し沈殿、蛙目が先にできる。その後、また雨水などで川下に運ばれその際に森の木々たちを巻き込んで堆積した二次粘土が木節。有機物とバクテリアの作用で粘性が強く伸びやか。
Powder:白泥中目
耐火度が高い。焼き上がりは白く、焼き肌はヒビが入る表情が特徴的。可塑性と粘りに富む。粗目。
Powder:伊賀白土中目
伊賀地方の白土。粗目の長石粒と珪砂粒が半々、ザクザクとした手触り。粘性は中くらいで、程よく鉄分を含む。灰釉との反応がよく、緋色が出やすく薪窯と相性が良い。
Powder:古美濃土中目
キメ細やかで、粘土層の時代背景からも山茶碗に使用されていた土ではないかと考察される。 焼成収縮が大きく、耐火度が低め。1150度〜1180度程度が適温。南蛮や山茶碗のように低温で焼き締めができる土。耐火度の高い土とブレンドして耐火度を上げることができる。古美濃シリーズは、ほかに30目と練り土がある。
Powder:蛙目30目
ろくろで削りの時、わずかにスジを引く位の粗さ。既存の粘土に粗さの調整としても有効。
Powder:木節30目
木節粘土の30メッシュ。既存の粘土に可塑性を加えたいときにも有効。ベースは白いがクリーム色掛かったわずかな鉄分を含む。
Powder:白泥フレット
白泥原土を石臼でのフレットミル擂りした粉体。ザラザラとした質感は残したまま。様々な形で化粧土としても素材感がある。
Powder:伊賀白土フレット
伊賀白土原土をフレット擂りした粉体。化粧土として表面にコーティングすることで灰釉との反応が◎粘土の中に珪石と長石が混在し、粘性は中ぐらい。緋色が出やすい。
Powder:古美濃土30目
キメ細やかで、粘土層の時代背景からも山茶碗に使用されていた土ではないかと考察される。 焼成収縮が大きく、耐火度が低め。1150度〜1180度程度が適温。南蛮や山茶碗のように低温で焼き締めができる土。耐火度の高い土とブレンドして耐火度を上げることができる。古美濃シリーズは、ほかに中目と練り土がある。
Powder:白絵土
梅花皮化粧に向く、白さが特徴的なカオリン。粘土分をうまくブレンドさせて使用すると良い。美濃の山の薄い粘土層の、唯一の国産カオリン。上質で希少。※終了 / 再採掘待ち※
Powder:粉雪
原料 : 白磁 ※パッケージのみ※
Powder:キノセ
長石粒を多く含み、可塑性はほとんどない。石ハゼを期待して、ほかの土に混ぜても良い。単味では磁器のような透光性がある。
Powder:長石粘土
長石に粘りがあり、縮れがおきる。釉薬などに添加することで特異な釉薬や化粧としても使える。粘性があるが流動性もあるので、単味では成形するには工夫が必要だが、美しい透明性がある。
Powder:ソーケー
花崗岩が風化してできたもの。砕いてお好みの粗さに調整すると良い。
Powder:平津風化長石原鉱
カリウム分の多い長石。透明度が高いのが特徴。※パッケージのみ※
Clay:志野
志野土。美濃焼きの代表的な粘土。土物の白系土。耐火度が高い。成形がしやすく、あらゆるベース粘土としても。55目。
Clay:ひなげし
土物の白系土。焼き締まり、汚れが付きにくいためうつわにも向く。成形しやすい。 55目。
Clay:みずなみ土
ろくろで削る際、少しガリっと引っかかる粗さ。土物のうつわ用としても。手びねり成形にも向く。30目。
Clay:みずなみ土荒
みずなみ土に粗目を加えたもの。20目。
Clay:五斗蒔土
安土桃山時代の志野・織部・黄瀬戸に向く。サクッとするが成形がしやすい。耐火度は高い。
Clay:月白細目
作りはじめて40年余り経つ、歴史ある月白シリーズ。土物の土味を残しつつ、半磁器よりやや土寄り。ろくろの削り目はほとんど出ない。よく焼き締まり丈夫で、うつわにも◯。50目。38.月白より細やか。
Clay:月白
作りはじめて40年余り経つ、歴史ある月白シリーズ4種。土物の土味を残しつつ、半磁器よりやや土寄り。ろくろの削り目が少し出る。よく焼き締まり丈夫で、うつわにも◯。30目。
Clay:月白荒目
土物の土味を残しつつ、磁器と土物の中間よりやや土寄り。月白土をベースに、月白より荒い粒子が多い。月白より粗目。よく焼き締まり丈夫で、食器にも向く。
Clay:月白特荒
土物の土味を残しつつ、磁器と土物の中間よりやや土寄り。月白土をベースに、月白荒目より荒い粒子を多く含む。月白シリーズ4種の中で最も粗目。よく焼き締まり丈夫で、食器にも向く。
Clay:ニューホワイト
真っ白な土物で、カオリンベース。耐火度が高い。多少の吸水性があり、食器に使うには工夫が必要。白さを利用したオブジェなどに向く。
Clay:上磁器
耐火度が高い。ろくろ成形に向いた、コシと粘りのある磁器土。白磁より白さがナチュラル。きめ細かく作りやすい。
Clay:白磁
手作り成形に向いている。白さが特徴の白磁であるが、ほんのりと土物の雰囲気を残す。作りやすい。
Clay:美濃炻器
昭和中頃から作り続けている、歴史ある炻器土。ロングセラー。きめが細かく作りやすい。よく焼き締まり、うつわにも◯。緋色がくるので無釉にも、染付にも。 1mm厚のタタラ作りも可能。
Clay : 瀬戸内
暗めの黄土色の焼き上がり。ざらりとした質感でよく焼き締まる。44. 美濃炻器よりすこし粗目。
Powder:弥生砂
灰釉・黄瀬戸などに混ぜると、結晶様になり美しい。
Powder:ブルーチーズ ※終了※
長石、硅石、カオリンが混ざった原土。耐火度が高い。 ※終了 / 再採掘待ち※
Clay : 唐津もぐさ
暖かみのある焦茶色。もぐさ特有のちりめんが出る。耐火度は高め。
Clay:耐熱白
ジンバブエ産ペタライトの耐熱土。1200度くらいの焼成がベスト。膨張係数を合わせた釉薬を使用すると、焼き上がりの強度が◎ ※希少となり長年使い続ける皆さまへのお作りを優先させて頂いております。何卒ご了承くださいませ。
Clay:白磁もぐさ
白磁でありながら、ちりめんが面白い。塊作り、くり抜き作りにも向く。
Clay:白もぐさ
もぐさのちりめんが出る。耐火度は高い。ひなげしと同様、アイボリーのような自然な発色。
Clay:陶彫白磁
手びねりができる白磁。 大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作り、ロクロ成形も。 繊維がブレンドされ、乾燥強度に優れ作りやすい。 薄くも厚くもでき伸びやか。衝撃に強く丈夫。
Clay:陶彫白磁セルベン入り
セルベン入り。陶彫白磁よりサクッとして手びねりが非常に容易な白磁。ロクロ成形も。 大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りにも向く。繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫白
耐火度が非常に高い。 手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 粗く、コシがあり、伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay:陶彫ニューホワイト
カオリンだての土物で非常に白い発色。耐火度が高い。 手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Clay : 白樺細目
83.白樺より細やか。 耐火度が高い。可塑性と粘りに富む。焼き上がりは白く、焼き肌は白樺より優しく細やかなヒビが入る表情が特徴的。
Clay : 白樺
可塑性と粘りに富む。耐火度が高い。焼き上がりは白く、焼き肌は細かいヒビが入る表情が特徴的。粗目。 ※白泥練りの後継陶土/白泥原土はPowder 4 & 14※
Clay : 古美濃
キメが細かく、粘土層の時代背景からも山茶碗に使用されていた土ではないかと考察される。日本人の美意識を揺さぶるような風合いが特徴。 焼成収縮が大きく、耐火度が低め。1150度〜1180度程度が適温。南蛮や山茶碗のように低温で焼き締めができる土。耐火度の高い土をブレンドすることで耐火度を上げることができる。古美濃シリーズは、ほかに中目と30目がある。
Clay : 強もぐさ
もぐさの土味を生かしながら、大物のくり抜き、陶板、塊づくりができる。 ちりめんを生かした織部にも向く。 耐火度が高い。
Clay : みずなみ細目
みずなみ土からすこし粗さを抜いたもの。スジを引かない。土物の食器用としても手びねり成形に向く。50目くらい。
Clay : 木蓮
41.ニューホワイトと42.上磁器の間。 上磁器より土味を生かした、磁器化しない柔らかく伸びやかな白い土。 主に食器に向く。 可塑性が高くろくろびきにおすすめ。 白いオブジェはニューホワイト。 食器は木蓮。 磁器の白さを求める方は上磁器がおすすめです。
Clay : 彫塑土
彫塑用の陶土。指紋のあとがつくほどきめ細やか。彫塑土ながら焼成も可。