陶土製品| Clay
Powder:美濃黄土中目
美濃地方の黄土。黄土の中では比較的耐火度が高い。鉄分を多く含み伸びやかな可塑性がある。焼き締めや南蛮土、粉引きの土としても。
Powder:伊賀黄土中目
伊賀地方の黄土。粘性は少し大人しく、ざっくりとした大胆な削りができる。耐火度は低く、南蛮等に向いている。
Powder:アーモンド中目
鉄分は少なめ、落ち着いた橙色。適度な粘性。耐火度が高く、単味で成形が可能。井戸茶碗のような焼きあがり。
Powder:美濃黄土フレット
美濃黄土原土を石臼でフレットミル擂りした粉体。耐火度が高い。可塑性が高く、粘りが強い。鉄の含有量が多いが、鉄粉が少ない。
Powder:伊賀黄土フレット
※終了※ 伊賀黄土原土をフレットミル擂りした粉体。耐火度が低い。南蛮向き。黄土単味の水簸したものに混ぜるとコシができ中心切れが防げる。乾粉のまま擦りつけたり、磨き込んだりも。
Powder:アーモンドフレット
黄土原土を石臼フレットミル擂りした粉体。ちりめんが出やすい。耐火度を保ったまま、黄土の調整として。化粧土としても。落ち着いた橙色。
Powder:ピンク黄土もぐさ
天然もぐさ原土。ほのかな鉄分を含み、柔らかく明るい発色。単味でも成形できる。薪窯などに。
Clay:五斗蒔黄土
安土桃山時代の志野・織部・黄瀬戸に向く。柔らかい黄土。
Clay : 山吹
滑らかで伸びやか。美濃炻器土よりも少しトーンが明るい。ロングセラー。
Clay:濃山吹
耐火度が高い。 鉄粉が少ない、明るい発色の赤土。1200℃程の少し低めの焼成でテラコッタのような発色に。薪窯の火前で南蛮土より明るめの焼き締めができる。
Clay:枇杷
手作業の製造工程が特に多く、超微粒子をはじめ様々な粒子の原土が混在する他にはない陶土。酸化焼成で明るい枇杷色に発色する。耐火度は中くらい。1200度程度が適温。
Powder:マスタード中目
耐火度は黄土としては中くらい。 鉄粉などの雑味がある。
Powder:マスタードフレット
マスタード中目をフレットミル擂りした粉体。耐火度は黄土としては中くらい 鉄粉などの雑味があり、鬼板が風化したような風合い。
Clay:山吹もぐさ
もぐさのちりめんが出る。耐火度は高い。黄色~橙色に発色、よく緋色がくる。
Clay:陶彫山吹
手びねり、大型のオブジェ、塊作り、くり抜き作りに向く。ロクロ成形も◎ 美しい茜色に発色する。繊維がブレンドされ乾燥強度に優れ、薄くも厚くも◎ 伸びやかで作りやすい。衝撃に強く、丈夫。
Powder : 奈々
非常に可塑性に富み、単味での成形が可能。還元焼成で橙色に発色し、ところどころに鉄粉が吹く。耐火度は中くらい。